こんにちは、ユーキです。
2023/01/05に、三重県菰野町にある菰野ピアノ歴史館(https://piano-museum.com/)に行ってきました。そのときの様子を紹介したい思います。
菰野ピアノ歴史館とは
19世紀のピアノや、ピアノの前身となった楽器~現在のピアノまで20台ほどのピアノが展示されています。展示されているピアノは見るだけでなく、指弾が可能です。修復を行う工房も見学可能で、修復中の状態を見ることができます。
アクセス
電車ー近鉄『湯の山温泉駅』下車徒歩5分
菰野ピアノ歴史館
自動車ー新名神菰野インターから5分
HPでは駅から徒歩5分とありますが、車で走った感じだと、もう少し歩く印象を持ちました。
見学
この日は、アンサンブルのコンサートがあり、この演奏会を目的に訪れました。14時からだったので、少し早めにいって、館内を見学させてもらいました。
入ってすぐはホールになっており、コンサートを行うようにスタンバイされています。席だけ確保をして、他の部屋の展示ピアノを見て回ります。
展示ピアノは1800年代のものから、20世紀後半のピアノまであります。現代ではみたこともないスクウエア型やアップライト、グランド型などたくさん展示されていました。1905年のベヒシュタインが展示されており、指弾をさせていただきました。
音がクリア!今まで弾いてきたピアノの中で音が一番澄んだ音でした。「ピアノ音楽は、ベヒシュタインのためだけに書かれるべきだ」というドビュッシーの言葉があるそうです。この言葉にある通り、ドビュッシーのピアノ曲には、とても合う音色だと思いました。
コンサート後、スタッフの方にピアノ工房もどうぞと言っていただき、検索させていただきました。修復中の自動演奏ピアノやら、装飾がりっぱなアップライトピアノやらをみせていただきました。
最後に、スタインウェイD274を指弾させていただき、菰野ピアノ歴史館を後にしました。
感想
なかなか見ることはないピアノのたくさんみて、弾いてみることができて、大変楽しかったです。他にも見学者さんがいらしゃっていて、チェンバロで指弾されてました。チェンバロでバッハのインベンションとかもう最高。イイものを聞かせていただきました(暗譜で弾けるのがうらやましい)。
扱いがデリケートなピアノは、菰野ピアノ歴史館の会員にならないと弾けないピアノもありました。どれも子供が力任せに弾いてよい楽器ではないですね。ただ、楽器好き(特にピアノを弾かれる方)には一度、訪問してほしい場所かなと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。